みなさん、おはようございます。日本で暮らすみなさんに役立つ情報をスペイン語でお伝えしています。今回が第18回です。
今回は住宅事情のお話です。
家の買い方、借り方、また、アパートの借り方は、国によって違いがあります。住宅での生活の仕方も違いがあります。それぞれの国の文化の違いが背景にありますね。
ペルーでは、家やアパートをかりるときに家賃2か月分ほどの保証金(日本で言う敷金)が必要ですが、日本では敷金に加え、礼金が必要です。
また、ペルーでは入居時に、電気、水道を使用できる状態で借りることができるのが一般的なので、自分で手続きしなくてもよいことが多いです。日本では、水道、電気とも自分で手続きをする必要があります。
日本では賃貸住宅でペットを飼うことができないことが多いので、借りる前に確認する必要があります。
日本の普通のアパートでは、管理人はいないので、自分の部屋のドアや窓は自分でも防犯対策を工夫しておくと安心です。入居する時、玄関のドアの鍵は新しい鍵に変えてあるかどうかを、オーナーに確認しましょう。
日本で家やアパートを借りるために必要な初期費用には、敷金、礼金、火災保険料、保証会社の費用、退去時のクリーニング費、来月分までの家賃、不動産仲介料などがあります。群馬県の場合、10万円から35万円くらい準備しておくと良いです。
また、日本で家を買う場合、通常は住宅ローンを利用します。住宅ローンを利用するために準備しておくと良いのは、永住権や日本国籍、健康保険、1つの職場で長く働くこと、税金などの支払い期日を守ること、他のローンを減らすことなどです。
家や土地を買うと、毎年かかる税金は「固定資産税」「都市計画税」、買った時に1回だけかかる「不動産取得税」があります。
住宅での生活では、日本では、家が隣接している地域やアパートでは、バーベキューをしたり、夜10時以降に家や部屋の外で大きな声で話すということは、近隣の住人の迷惑になることがあるので、しません。
今日の放送の内容は以下のホームページでも音声と文章で知ることができますので、もう一度聞いたり読んだりしてみてください。役に立つ情報も掲載してあります。
http://www.isesaki-npo-net.com/
来月の放送予定は10月27日(金)でいつものように朝8時5分頃から5分間ほどです。また聴いてくださいね。