みなさん、おはようございます。日本で暮らすみなさんに役立つ情報をスペイン語でお伝えしています。今回が第40回です。
今回は、外国人相談窓口についてのお話です。
外国人が日本での生活に関するいろいろなことを相談できる窓口は、伊勢崎市、太田市、大泉町、前橋市、高崎市をはじめ群馬県内の主な市町の役場にあります。
7月1日から、新たに群馬県庁内に「ぐんま外国人総合相談ワンストップセンター」が開設されました。場所は、昭和庁舎1階です。
これは、政府が4月1日から新たな在留資格「特定技能制度」をスタートさせるなど外国人材の受け入れと共生のための対応策を拡充する方針に対応して開設したものです。
在留手続き、雇用、医療、福祉、出産、子育て、子どもの教育など幅広い相談ができます。外国語相談員は、英語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語、中国語の5言語に対応できる7人で、4人程度が常駐しています。74言語に対応できる自動翻訳機も活用します。
相談は対面のほか電話でもできます。群馬県内の市町村役場から要望があれば電話やテレビ電話で相談を支援します。また、外国人を雇用している事業主からの相談にも応じます。
開設時間は、9時から17時で、土日、祝日、年末年始以外の日です。予約は不要です。電話は、027-289-8275です。また、弁護士や行政書士などの専門家による相談を月に1回程度開催する予定です。
今まで外国人相談窓口を設置している市でも、7月1日から、伊勢崎市役所は多言語対応の自動翻訳機を導入し、また太田市役所は市役所1階に「外国人市民相談窓口ワンストップセンター」を開設し、相談サービスを拡充しました。
これらの相談窓口を上手に活用して、問題を抱え込まずに早めに必要な情報を得るなどしましょう。
今日の放送の内容は以下のホームページでも音声と文章で知ることができますので、もう一度聞いたり読んだりしてみてください。
http://www.isesaki-npo-net.jimdo.com/
来月の放送予定は8月23日(金)の朝8時5分頃から5分間ほどです。また聴いてくださいね。